ツールドモンブラン【2日目】・・・シャモニから標高2400mのボンノム小屋へ
憧れの Tour Du Mont –Blanc フランス~イタリア~スイス 11日間の旅
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初日はボンノム峠を越えてボンノム小屋へ向かう 12km、標高差1300mの道のりです
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シャモニのホテルを9時に出発、予約しておいたタクシーに乗り70分、ツアーの起点ノートルダム・ドゥラ・ゴルジュに向かいます。車窓の左にはモンブランが見え隠れして初日の好天を約束してくれていました。初めてここを歩き始めた1998年は雨具を着ての出発でしたから結構大変だった事を覚えています。
【行程】シャモニ発9時⇒タクシーにて⇒ノートルダム・ドゥラ・ゴルジュ1200m・10時10分⇒バルム小屋11時40分⇒コルデ・ボンノム⇒ボンノム小屋2480m、15時15分着 【歩行全行程】11.8km、4時間35分(結構早いペースです)
*********** ボンノム小屋の絶景 小屋の夕暮れ **********
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初日、歩き始めのノートルダム・ドゥ・ラ・ゴルジュ 6月22日・・・7月18日
修道院が建つこの地はゴルジュと付いているようにこの先深くえぐられた谷が上流に向かって続いています。最初の一時間ほどは道幅の広い林道で時折小屋に物資を運ぶ乗用車が通る。週末はシャモニから日帰りハイキングを楽しむ家族連れも大勢歩いています。
歩き始めて1時間強、最初の山小屋に到着
山小屋には宿泊する事も可能です。私たちはここで昼食を頂く事にしました。オムレツやスープなどが有って美味しく頂きました。勿論、ビールやジュースも有りますしアイスクリームもありました。
牧草地に付いた綺麗な遊歩道は快適
バルム小屋で昼食を頂き、これからの行程に十分なエネルギーが充填できました。この先登山道になり高度がぐんぐん上がってゆきます。高いところには雪も残っているようです。このあたりで高度1800m位ですから峠まで700m弱の登りです。
ボンノム峠を越えボンノム小屋に向かいます
歩き始めて4時間ほど、標高2329mのボンノム峠を越え山小屋を目指します。この先は緩やかな起伏が有るだけで景色を楽しみながら歩く事が出来ます。写真のコル中央に小さく見えているのがボンノムコルの小さな避難小屋です。2回目のツアーではここで雪が降っていました。
今年は雪が多く残っているように思えました
峠を過ぎ、平になってくると雪が多く残ってきました。右下に見える草原には高山植物が雪解けを待っていたように咲き始めてていました。時折近くの草原からマーモットの鳴き声が聞こえてきます。目を凝らして探してみるとかわいいマーモットが走りまわっていました。
初日は長い道のりでしたが山小屋が見えてきました
ボンノム小屋の標高は2477m、かなり暖かくしていてもこの標高ですからダウンジャケットを着込んでいました。山小屋はストーブが使用されていました。
ボンノム小屋の美味しいチョコレートケーキ
以前、NHKの番組でこのケーキを美味しそうに食べていた事を思い出しました。普通のケーキより一回り大きなサイズです。残ったケーキは食後のデザートに変身して登場してきました。
山小屋は個室のの二段ベッドで4人部屋でした。外は雪が降っていても暖かくよく眠れました。
ボンノム小屋の夕食風景
大きなテーブルでグループごとに食事をしますが、完全予約制なのでゆっくり食事が楽しめます。
夕陽で綺麗なイタリア側の峰々
実際には見えているほとんどはフランスの山々です。写真左端の山がイタリア側の山かも知れません。それにしても綺麗でした。夕食が終る頃になって雲が取れ晴れてきました。明日も期待できそうです。