☆2010年ドロミテTour・・赤い壁の山周遊 6月23日
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ドロミテTOUR 2日目、昨日歩いた山を眺めながドロミテの山中を歩きました
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宿泊先ホテル「ワールドハイム」のご主人(地元のガイド)のお勧めコースに予定を変更しホテルの窓から見える「赤い壁の山」を周遊するコースを歩きました。ご主人曰く「戦争当時の名残が多く残っている」と言うことでした。登りはじめと下る場所が異なるのでホテル近くのローカルバスで出発、分水嶺の峠から最初はスキー場を登ります。岩場の基部からは斜面をトラバース、雪渓とお花畑を交互に横切り急な岩がに付けられた登山道を登りました。尾根を回り込むと景色が一変しドライチンネヒュッテが見えてきます。明日以降行くヒュッテです。下りはチェアリフトで下りホテルに帰った後は近くのスーパーで明日に備えて昼食などを購入しました。現在ユーロが115円ほどと安いので日本より割安に感じました。
【行程】・ホテル発8時45分⇒バスにて8km、約30分移動・passo Monte Croce 1592m⇒周回後⇒Rif Prati di Croda Rossa1923m15時から15時40分⇒チェアリフトにて⇒ホテル到着16時26分 【全行程】10.8km、5時間38分、2万2百歩
******* 昨日歩いたElmo Helm を右手にみながらのハイキング *******
****** 石灰岩の白い岩肌と対照的なピンクのアルペンローゼの仲間 *******
******* ホテルに到着後、町へお買い物に行きました。景色がいいでしょ!******
***** Video 山行記録・3010年ドロミテTour・ 赤い壁の山周遊・6月23日 *****
****** ホテルの横からローカルバスに乗りました ******************
日本のバスより少し長い車体です。途中で乗ってこられたお年よりはパスを見せて無料でした70歳以上でしょうかね。峠まで大きなホテルには全て停車してお客さんを乗せていました。
峠に到着すると、まずは地図を開いてコースの確認
ドロミテを歩く為の地図にはコンパス社とタバコ社の地図が代表的なものです。ところが実際の登山道に付けられている登山コース番号とそれぞれに表記されている番号に違いが有って今回かなり戸惑いました。
いろんなお花が咲いているスキー場の草原
ドロミテのスキー場は色々な花が咲いていて写真を写しているときりがありません。ピンクの花はハクサンチドリに似ていますが微妙に違いました。
チングルマのようなカワイイ花が一面に咲いていました
7月になるとチングルマのような綿毛のように変身します。今の季節一番良く目にする可愛い花です。花と山とを入れて写真を撮っている○島さんです。
戦争当時の砦が数多く残っています
いかにも砦といった雰囲気の建物です。背景に見えている岩頭にはいくつもトンネルが空いていて全て当時掘られたもののようです。こんなところで戦争があったなんて信じられません。
トラバースに入ると雪渓とお花畑が交互に現れます
ピンクの花は最初の大きい画像と同じ花です。水分が少ない岩の斜面に張り付くように咲いていました。一面に咲くと見事です。
昨日歩いたエルモ ヘルム山が雪をかぶって綺麗です
昨日歩いたところを眺めながら歩くのも良いものです。暖かい日が続いた為随分雪が少なくなりました。
尾根を回り込むと景色が一変しました
左右の丘に挟まれた峠に明日以降登るドライチンネがあります。最終日は足元の谷を上って峠の山小屋まで往復です。
ドロミテでよく見かける綺麗なケシの花
石灰岩の乾いたガレ場でよく見かけます。
今日も一日良く歩きました。ご褒美に美味しいビール!
ホテルに歩いて戻りホテルのテラスで乾杯!ドロミテの一日は長く夕飯時の8時でも今ぐらいの明るさです。飲んでいるのはドイツビールです。今日は3回も乾杯しました。
この日の夕陽は綺麗でした
反対側も夕焼けです