◆ VIDEOで見るシャモニのヨーロッパアルプス Hiking & ski ◆
シャモニ開店以来10年間ヨーロッパアルプスを中心に行ってきたハイキングツアーですがおかげさまで好評をいただきこの先も年に2度ほどの予定で催行できそうです。現地でガイドをお願いしているberliの人気と言っても良いくらいです。入国から帰国まで朝食から夕食はたまたお買い物まで付き合ってくれるガイドも当店のツアーならではだと思います。下記の予定の詳細な費用とスケジュールは出発の二ヶ月前にならないと決定しませんがよろしければ是非御参加下さい.
****TOUR DU MONT-BLANC 2009年6月20日から7月1日&7月7日から17日****
ヨーロッパアルプスのトレッキングコースの中で最も人気が有り長いコースの一つがツールドモンブラン(通称TMB)です。全行程は200kmを越え、全てを歩き通すと2週間以上を要します。今回の二回のTMBで5回目となるシャモニ主催ヨーロッパハイキングツアーですがそれぞれに印象深く楽しいツアーでした。全行程を歩くのは日程的に困難な為、多くのトレッカー達は6日から7日で途中交通機関を交えて歩いています。今回の二回のツアーもシャモニを出発し7日間かけて歩く行程でした。どちらのツアーも天候に恵まれメンバーに恵まれ楽しいツアーにする事が出来ましたので報告させていただきます。それぞれに写真と記録を記したいのですが今回は2回のツアーを合わせて紹介させて頂きます。ご覧頂、「私も行ってみたい!」と思っていただければ幸いです。
****★2009年 ツールドモンブラン・・第1日目・チューリッヒからシャモニ *********
シャモニのホテルを9時に出発、予約しておいたタクシーに乗り70分、ツアーの起点ノートルダム・ドゥラ・ゴルジュに向かいます。車窓の左にはモンブランが見え隠れして初日の好天を約束してくれていました。初めてここを歩き始めた1998年は雨具を着ての出発でしたから結構大変だった事を覚えています。
【行程】シャモニ発9時⇒タクシーにて⇒ノートルダム・ドゥラ・ゴルジュ1200m・10時10分⇒バルム小屋11時40分⇒コルデ・ボンノム⇒ボンノム小屋2480m、15時15分着 【歩行全行程】11.8km、4時間35分(結構早いペースです)
****★2009年 ツールドモンブラン・第2日目・・ボンノム小屋からイタリア・エリザベッタ小屋**
ツアー2日目は今回のTMBコースの中で最も長く2つの峠を越えいよいよイタリアに入ります。フールのコルからは一端下り泊まる事も出来るモッテ小屋へ、昼食を頂き、セイニュのコル2500mを越えてイタリア、エリザベッタ小屋に向かう18kmのトレッキングです。途中いくつものビューポイントが有り天気次第の素晴らしいコースです。一周できない方にはシャモニから2日間かけてここまで歩き、モンブラントンネルでシャモニに戻るコースがお勧めです。
【行程】ボンノム小屋8時⇒フールのコル2700m⇒モッテ小屋2090m12時30分(昼食13時30分まで)⇒セイニュのコル(イタリア国境2500m)⇒エリザベッタ小屋1062m、16時50分 【歩行距離】17.1km、7時間50分
***★2009年 ツールドモンブラン・・第3日目・エリザベッタ小屋からクールマイユールへ***
トレッキング3日目、昨日の程よい疲れを残しながら今回の中で最も素晴らしい景色と対面できるのがこの日です。エリザベッタ小屋から少し下りコンパル湿原を横切り対岸の尾根に取り付きます。高度差は300mほどでしょうか、次第にモンブランとグランドジョラスが目の高さに迫ってきます。尾根の中腹を歩いていくと綺麗な池が現れモンブランとジョラスを写していました。この日の絶景です。
【行程】エリザベッタ小屋8時⇒コンパル湿原⇒シュクレイのコル1960m12時40分(昼食)⇒クールマイユール1210m 【全行程】 17.9km 6時間45分 【行程】エリザベッタ小屋8時⇒コンパル湿原⇒シュクレイのコル1960m12時40分(昼食)⇒クールマイユール1210m 【全行程】 17.9km 6時間45分
***★2009年 ツールドモンブラン・・第4日目・・クールマイユールからミディ3800m展望台、エレナ小屋へ
天気が良ければクールマイユールから3基のゴンドラを乗り継いでエギュードミディーの展望台に登る予定の朝、多少の雲があるものの15時位までは晴天の予報、早速身支度を整えタクシーでゴンドラ駅に向かいました。朝一番のゴンドラに乗り紺碧のミディー山頂へ、真っ白なモンブランが目の前に見えます。足元に見える氷河には米粒のようなクライマー達も見えました。標高3800mは空気が薄く、息切れもしましたがこの素晴らしい景色が全て忘れさせてくれました。
【行程】ホテル発9時⇒ゴンドラ乗り場9時30分⇒ミディー展望台10時40分⇒ゴンドラ駅13時(昼食14時まで)⇒タクシーで登山口へ14時30分⇒エレナ小屋2062m、15時45分 【全歩行距離】5km、1時間15分
***★2009年 ツールドモンブラン・・第5日目・・エレナ小屋から国境を越えスイス・シャンペへ**
今日まで4日間まともに雨に降られることも無く山歩きを楽しんできました。この日も両ツアーともとても良い天気に恵まれました。参加された皆様はなんと運が良いのでしょうか、「今日まで晴れたからこの先どうなってもいいです。」なんて言って見えました、がしばらく雨具のお世話にならずに済みそうです。この日は、行程の中でも比較的楽に歩ける唯一の行程です。スイスに入るとユーロからスイスフランに変わりますが、ほとんどのお買い物はユーロで大丈夫です。お店によっては紙幣しかだめな所も有りますし、多くはお釣りがスイスフランで戻ってきます。
【行程】エレナ発7時30分⇒フェレのコル2531mスイス、イタリア国境⇒フェレの町12時(昼食)⇒13時30分ローカルバスにて⇒シャンペ1577m、14時50分⇒ペンション・プレーンエアー到着 【全歩行時間】11.6km、5時間10分
***★2009年 ツールドモンブラン・・第6日目・・シャンペからアルペッタの窓を越えてトリアンへ**
昨日の天気予報ではあまりかんばしく無いような予報で諦めていたのですが朝起きてみるとなかなかの天気、四度目の正直でアルペッタ谷を登り「アルペッタの窓」を越えることになりました。シャンペからの標高差は1200m程ありますから決して楽では有りませんが皆さんあらためて気合を入れ直して出発、谷沿いに徐々に高度を上げ登る事2時間、「アルペッタも窓」が見えてきました。傾斜は更に強く足元は岩ばかりの不安定な登山道に、最後は前を歩く人の足しか見えないほどの急傾斜、登り始めて4時間後、「アルペッタの窓」に到着、目の前にはトリアン氷河が手を伸ばせば届きそうに見えました。四度目の挑戦で念願が叶った瞬間です。
【行程】シャンペ発8時1450m⇒アルペッタの窓11時57分2667m⇒トリアン15時40分1270m 【全歩行距離】15.0km、7時間50分
***★2009年 ツールドモンブラン・・第7日目・・トリアンからバルム峠を越えてシャモニへ***
長い7日間と思って歩き始めたツールドモンブランの最終日となると名残惜しいものです。最終日はトリアンからバルム峠を越えてシャモニに向かいます。バルム峠からはモンブラン山群が一望でき眼下にはシャモニも見えるというクライマックスにふさわしい絶景が待っているはずです。これまでのツアーではすっきりと晴れたことが無かったこの行程に期待が膨らみました。
【行程】トリアン8時出発⇒バルムのコル11時2191m⇒コルにて休憩11時40分まで⇒ル・トゥールゴンドラ乗り場12時30分⇒ル・トゥール13時30分⇒バスにてシャモニ到着14時 【全歩行距離】6km、4時間
***★2009年 ツールドモンブラン・・第8日目・・シャモニからモンブランの展望台ラックブランへ**
チューリッヒからのフライトスケジュールの関係でシャモニで一日ハイキングを楽しみました。シャモニから日帰りで楽しめるハイキングコースは数多く存在しますがモンブランの展望ハイキングならブレバンかラックブランが一番、又とない好天に恵まれたオプションハイキングはラックブランになりました。素晴らしい景色をご覧下さい
【行程】ホテル8時発⇒フレジュールゴンゴラ乗り場8時30分⇒チェアリフト終点9時⇒ラックブラン12時⇒昼食⇒帰路ゴンドラ乗り場13時⇒シャモニ14時 【全歩行距離】6km、4時間
*********ドロミテ&サンモリッツHiking 2008年 6月19日から29日*********
北イタリアドロミテのハイキングは人気が高く今回で6回目程になります。花が綺麗、晴天率が高い、食べ物がおいしい等です。今回はそんな人気があるドロミテに4泊、雰囲気を変えてスイス・サンモリッツで2泊、帰りにドイツ・ガルミッシュで1泊という贅沢なツアーでした。
******** スロバキア・ハイタトラHiking 2007年6月27日から7月7日 *********
東西冷戦が終わり東欧の国々も民主主義資本主義社会に変わりました。スロバキアもその一つで2年前にEUに加盟しました。通貨は今までの通貨スロバキアクローネです。世界遺産もたくさんありますがまだまだ知られていません。山登りの対象はポーランド国境にハイタトラ、標高2700mほどの山が東西に連なります。登山者も少なくまだまだ手つかずの自然がいっぱいありました
******* ドイツ・ガルミッシュ・パルテンキルヒェン のスキーツアー2007年2月 *******
今でもバリバリの現役スキーヤーのベリーとのヨーロッパスキーツアーの様子です。ガルミッシュは彼の生まれ育ったドイツ南部の山岳リゾート、昔オリンピックが開かれた素晴らしい街です。彼の自由なスキーをご覧ください。