07年6月~7月・・・・東欧の山歩き・スロバキア
スロバキアはオーストリアの東に位置し数年前までは社会主義国家でした。2年前EUに加盟、これから発展するで有ろう国です。面積は九州とほぼ同じ、標高2000メートル後半の山々を有するタトラ山脈はポーランドとの国境に位置します。今回6月と7月にそれぞれ10日間のハイキングを行いました。首都ブラチスラバはウイーンからわずか1時間ほど。山があるスロバキア北東部までは車で5時間かかります。町も山も観光地化されず特にタトラ山地のハイキングコースは手付かずの自然が沢山残っていつ秘境です。タトラの裾野の町、タトランスカロムニカのホテルをベースの6日間歩いた記録です。
美しい湖が沢山点在するホワイトタトラ
多くのハイキングコースの中でここホワイトタトラは自然保護の為入山が規制されています。入山可能なのは一年のうち3ヶ月間に限られているのです。氷河こそありませんが氷河時代の綺麗な湖が沢山ある綺麗な山域です。
首都ブラチスラバのセンターです
ブラチスラバのセンターには各国の大使館が集まっています。写真左奥には日本大使館もありました。これからeu各国に追いつく為に西側諸国の大使館を集めているようです。
移動する車窓からは延々とひまわり畑が続きました
日本の水田風景と比べると台地が波打っていてとても不思議な風景に見えました。高速道路もハイペースで建設が進んでいるようですが、まだまだ時間もかかりそうです。
世界遺産の鍾乳洞に立ち寄りました
日本にも鍾乳洞は沢山ありますが今回が初めてと言う方がほとんどでした。総延長は25km現在観光用に見ることが出来たのはほんのさわりだけのようです。1mm成長するのに10年かかるという鍾乳石や石筍が沢山ありました。
ハイキングのお買い物はスーパーで
近代的なスーパーの品揃えは完璧で種類が多く悩むほどです。スーパーのカーとは10クローネ(約50円)で借り返す時に返却されるシステムです。物価はとても安くスロバキア産の食品は日本の半値以下です。
宿泊先のホテルビラパークは清潔で綺麗でした
6連泊したペンションはタトラ山系を歩くには最高の場所にありまだ新しいペンションです。1泊2食付で9000円ほどです。
毎日美味しい料理に舌鼓
明るいレストランで食事も話も続きます
まだまだ明るいのですが20時くらいです。一日の山歩きは午後3時ぐらいに終え夕食までの数時間が自由時間です。公園などが沢山あり暇を潰すには十分でした。
自然が一杯のホワイトタトラは一面のお花畑でした
イブキトラノオの仲間でしょうか?最初のツアーではリュウキンカを多く見けたのですが7月のツアーではピンク一面の花でした。
近くの町ポプラートに出かけました
まるで何処かのテーマパークのようなカラフルな色ずかいの建物です。ポプラートは大きな町でありとあらゆる施設が整っています。
電車で移動してのハイキング
タトラ山脈が奥に見えています。ここタトランスカロムニカ駅から移動して歩いてホテルに帰ります。
午後から世界遺産スピシュ城を見学しました
世界遺産スピシュ城です。最近NHKで紹介されました。壊れている部分は現在修復の最中でした。
地元スロバキアのダンスを見ることが出来ました
山から下って来ると近くの公園から楽しそうな音楽が聞こえてきました。行ってみると地元の高校生たちが公園でダンスの公演の真っ最中でした。民族衣装が華やかです。