08年11月4日・・三周ヶ岳と夜叉が池
最後の紅葉になると思っていた三周ヶ岳は驚きの連続
週末、三周ヶ岳に登る予定でしたが、紅葉が山を下る速度が早く週末はだめだろうと思い天気が快復した4日早朝、今庄目指して名神高速に乗りました。北陸道に入ると天気は一変し雨が降り始めた為、賎ヶ岳SAで朝食を頂きながら天候の回復を待つ事に、8時頃、雨が上がり晴れ間も出て来た為再出発、9時半、登山口に到着しました。午前中はガスに巻かれた尾根も時間と共に取れ日も差してきました登るにつれ紅葉が鮮やかになってきます。標高800m、紅葉は真っ盛り!山頂も往復しましたが今日の主役もやはり紅葉でした。週末も天気が良ければ充分に紅葉が楽しめそうです。
【行程】四日市⇒国道305号⇒名神高速関ヶ原IC⇒北陸道今庄IC⇒国道365号⇒県道231号⇒広野ダム⇒駐車地9時24分486m⇒栃の大木10時07分621m⇒夜叉が池11時16分1092m⇒三周ヶ岳12時27分1292m⇒夜叉が池13時13時48分⇒夜叉が池山14時02分1209m⇒駐車地15時43分
【全行程】10.3km・6時間16分(昼食休憩を含みます。写真に多くの時間を費やしました。)
夜叉ヶ池山から望む三周ヶ岳と夜叉ヶ池
紅葉した三周ヶ岳方面の山を映す広野ダムの湖面
映像は帰路のものです。みちゆきは雲に覆われ全く見ることは出来ませんでした。ここから見ても美しい紅葉が分かりますね。
鳥居と桂の巨木がある登山口
国道から県道、林道は最後の数百メートルだけが未舗装ですがとても走り易い林道です。駐車地には綺麗なトイレも有り10台ほどが駐車できます。
森の巨人たち100選「岩谷の栃の木」
2年前に来た時は12月、紅葉はすっかり終わり木々の周りには草も生えていませんでした。巨大なこの木がとても目立っていました。
周りの木々が色づき始めた
沢に沿って歩き始めて1時間、登山道はブナが生える尾根筋の登山道に入ってきました。ぶなの紅葉が徐々に濃くなり始めます。
隣の尾根の紅葉がとても綺麗
この写真も帰路に撮った写真です。登って行く時も充分綺麗でしたが日差しがあると全く違った色になりますね。
ぶなの巨木が真っ盛りの紅葉を見せる
枯れたブナには苔が付き周りの景色に変化をつけてくれます。ここの林は腕位の細いブナから巨大なブナまで入り混じっていました。
紅葉もあと数日で終わりになりそうな夜叉ヶ池に到着
夜叉が池まであと200mと言う道標の辺りから紅葉の盛りが終わり裸の木々が多くなります。ただ池の風裏になっている木には紅葉が残っていました。ここに住む夜叉ゲンゴロウは手厚く保護されています。
青空が広がり山頂も近くなった
池から続く尾根のほとんどが背丈より少し低い熊笹です。足元はぬかるんで滑りやすく早く抜け出したい思いで一杯でした。嫌いな登山道!
長い道のりの終点、山頂に到着しました
山頂には2組のご夫婦が昼食を摂って見えました。周囲のブッシュは1m程有って座ると視界がなくなります。10人は座れない狭い山頂です。
夜叉ヶ池山への登山道から見下ろす池
この位置から見るとなかなか良い景色です。夜叉が池山の山頂に立つと池と三周ヶ岳が同じ視野に入ります。