三周ヶ岳・素晴らしい紅葉と樹氷の山歩き・・・09年11月3日
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今期初めての樹氷は紅葉に混じった三段紅葉で見せていただきました。なんと運の強い
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シャモニ秋の山歩き企画第4弾で三周ヶ岳に登ってきました。昨日から西高東低の冬型が強くなり山では積雪の予報、とくれば樹氷のお初になりそうな予感、北陸道を北上するにしたがい雨が降り始め車窓から見える山は結構低いところから雪景色、これはラッキー!駐車地に着くと我々以外の車が無い事には驚きましたがそれはさておいて早速出発、標高500m付近から雪が現れ夜叉ヶ池付近では一面の銀世界と樹氷の林、ルンルン気分で池に到着、その頃はまだガスに巻かれていた三周ヶ岳も近づくにつれ青空も見えるようになり視界一杯に樹氷の海が広がりました。
*詳細はまた明日以降に!!
*******近づいて来た三周ヶ岳と樹氷のナナカマドの実 *******
********* 素晴らしい樹氷が広がった三周ヶ岳への道 *********
************ 雪に縁取られたぶなの紅葉 *************
********* 日差しが戻り更に美しく輝き始めた樹氷 *********
寂しい駐車地に到着しました
祭日で駐車スペースが心配だった為、当初の出発予定は4時でした。ただ午前中の降水確率が高く早く行って雨に降られるよりも午後からの天候快復に期待をしてゆっくり出かけた結果がこの様子です。こんなことがあるのですね。この日岐阜県側からは大勢の登山者で賑わっていました。
歩き始めて1時間、辺りが雪になりました
ぶなの紅葉が一番綺麗だった標高600m付近、少し前から少しずつ現れた雪が次第に地表を覆い始めました。前回この辺りは緑が深いところでしたがあれから2週間で随分色づきました。
対岸の紅葉と上部には樹氷が
素晴らしい景色でしょ!すでに紅葉が終って枝だけになってしまった木に樹氷がついています。樹氷のつく接線と紅葉の接線がほぼ一致しているようです。
紫の実が雪に埋もれる紫式部
雪の無い時に何回写真に写してもピントが合わなかった紫式部でしたが雪に埋まってバッチリピントが合いました。
標高1000mに近くなってきました
標高1000m、夜叉ヶ池まで200mというところです。辺りの木々にはびっしりと樹氷がついてきました。足元も数センチの雪で覆われます。
夜叉ヶ池に到着、岐阜県側からは大勢
もっと多くの登山者で賑わうと思った福井からの登山道でしたが結局私達だけでした。午前中は雨が降っていたので皆さん予定を変更されたのでしょうね。おかげさまでゆっくり楽しめました。
三周ヶ岳に続く長い道のり
雪で覆われた笹原を歩くのは決して快適ではありません。雨雪は降っていませんが笹漕ぎに備えて上下雨具の完全装備で突進しました。目指す三周ヶ岳は雲に隠れて全く見えませんでした。
今来た道を振り返るととても綺麗
参加してくれた写真の彼は24歳、私の長男と同じ年令です。最近友人と山歩きを始めたそうで「もっと早くから山登り始めておけば良かった」としきりでした。まだまだ君ならこれからです。
福井県側の樹氷と紅葉の風景
山稜に近いところの大きな樹氷から降りるにいたがい小さな樹氷になりそして紅葉に変ってゆく様が良くわかります。
笹を分けて突き進む女性4人組
この写真は帰り道に写した写真です。すっかり藪こぎにも慣れ進むスピードが速くなってきました・
山頂まで近くなってきました
小さな起伏と続く笹漕ぎ、雪でぬかるんだ登山道も残すはあとわずかになりました。ガスも取れてきました。
展望は良くありませんが山頂に到着
私達よりも早く山頂に着いた方が2名途中で行き会いました。やはり若い方たちでした。池からここまで1時間ほどこの藪こぎですから相当の覚悟が必要です。天気が良ければ問題ありませんがね。
帰路は樹氷を味わいながらゆっくりと
山頂で昼食を済ませ帰路につきます。日差しがどんどん戻ってきて更に美しく見えてきた樹氷を存分に楽しみました・
池に戻ってきました。景色を見る為、夜叉ヶ池山に
登ってきた三周ヶ岳がようやく見えてきました。この後天気は急速に快復し暖かくなってきました。この樹氷も明日までかも知れません。
******* 青空に美しい夜叉ヶ池の樹氷 ************
西日を受けて赤く見える紅葉と樹氷
帰るころには樹氷も消えてしまうのではないかと思っていましたが、少し小さくはなりましたがしっかり残っていました。気温が低いのでしょうね。