藤原岳・暖かな冬晴れ・・10年1月8日
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登り始めの山行にふさわしい天候と樹氷に恵まれた藤原岳登山
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2010年登り始めは鈴鹿山系藤原岳になりました。新年を迎えうきうきしていましたが、寒波が強くすっきり山が見えなかった為今日まで延び延びになってしまいました。この連休は鈴鹿の山も久ぶりに青空に恵まれそうですね。さて早朝7時、藤原岳登山口大貝戸を出発、次第にふえる雪を掻き分け七合目到着、昨日の降雪と風で前日のトレースは消滅、すね位のラッセルです。8合目からはスノーシューを付け山頂に向かいます。ラッセルは更に深くなりスノーシューを付けても膝が隠れることも有るほどで時間がかかりました。9合目からは樹氷が付き始めラッセルに力が入ります。歩き始めて4時間、山頂までは時間切れで行けませんでしたが藤原山荘の裏山に登ったところを今日の最高到達点にし仕事の途につきました。明日からの3連休は絶好の登山日和になりそうです。 動く山行記録・・動画にGO!!
【行程】四日市6時⇒大貝戸登山口発6時50分⇒8合目8時45分⇒山頂10時20分⇒登山口12時10分
********* 藤原山荘の裏山から見た伊吹山の雄姿 ************
大貝戸登山道8合目に到着
登山口ではほとんど無かった積雪が4合目で10cm、7合目で30cmと次第にふえここ8合目では50cmほどになってきました。昨日のトレースは7合目から消え重い雪のラッセルになりました。ここでスノーシューを装着
所々に兎の足跡が残っています
9合目を過ぎて山頂に向かう雪面には兎の足跡がたくさんついていました。軽やかに飛び跳ねた様子が目に浮かびそうです。背景は展望丘下部の樹氷帯
間もなく藤原山荘です。振り返ると御嶽山
東の地平線に富士山を探しましたが霞がかかっていて確認できませんでした。北東の方角には御嶽がくっきりと見えていました。
藤原山荘の裏山に到着しました
山荘から展望丘、天狗岩、どちらかに登りたいと思っていましたが店への出勤時間です。ラッセルで予定が狂ってしまいました。
たっぷりと雪をいただいた伊吹山
今年から閉鎖になった伊吹山に大量の降雪が降りました。皮肉な感じです。先日登ったお客様の話では三合目で100cm、六合目で130cmの積雪、2日間で到達したのは六合目だそうです。行きたいね!
今回大活躍した愛用のスノーシュー
三年前から愛用しているMSRのライトニング22インチです。クライミングサポートはついていませんが重量1361Gと最軽量です。浮力は22インチで多くは望めませんが操作性、携行性を思えば十分です。