鳥海山・青空のバックカントリーSKI・・2011年5月09日
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初めて登った鳥海山、真っ青な空に白い雪、思う存分スキーを楽しんできました
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東北地方、日本海側の独立峰と言われ真っ先に脳裏に浮かぶ山は「鳥海山」、火山独特の山容はどこから見てもそれとわかる美しさです。今回、山形在住の山岳ガイドで山岳部時代の後輩から誘いをいただき同期の岳友と秋田県・鳥海山にスキーを持って出かけました。お互い店と山登りのイベントの合間で唯一都合が合う5月8、9、10日の予定で出発、片道800㎞の道のりを交代で運転し山形県に到着、行程のほぼ90%が高速道路や専用道路でアッと言う間の到着でした。8日は曇り時々雨で移動日ときめ、翌日の午前中の好天に期待して早々に就寝、午前4時起床、空を見上げると昨日と変わらない重い雲に覆われたいやな天気 行ってみなけりゃわからないと言い聞かせいざ出発!山形から秋田に入ると幾分空が明るくなり期待してさらに回り込むとなんと雲が無くなり真っ白な鳥海山が飛び込んできました。なんとラッキー!!出発して3時時間弱で祓川登山口到着、果てしなく続きそうな山頂への白い斜面を登る事3時間強、ほぼ快晴の山頂に到着、しばし日本海から月山をも見える大展望を満喫したらお待ちかねのダウンヒル今まで味わったことのない果てしなく続きそうな大斜面を思い切り楽しく滑るころができました。雪が多すぎてGWころからがスキーシーズンの月山や鳥海山、来年も一緒に滑る約束をして帰宅しました。東北の新緑はこれからが見ごろ、自然がいっぱいの東北の山に是非出かけて見てください。
【行程】 8日・四日市ic⇒中央道⇒ 長野道⇒ 北陸道⇒ 日本海東北道⇒国道7号⇒ 山形道⇒ 月山ic⇒ Pole Pole ファーム泊 9日・午前4時Pole Pole発⇒ 山形道⇒坂田みなとic⇒ 鳥海山祓川登山口7時15分発⇒ 鳥海山七高山10時25分着⇒ 休憩30分⇒ 山頂発11時10分⇒ 駐車地着12時 道行き行程約850㎞ 歩行距離5.3㎞3時間15分 下り5.1㎞50分
******* 果てしなくどこまでも続く雪の大斜面を登って山頂に向かう *******
***** 昨日の雨が枝に凍りついてできた雨氷、近辺では見たことがありません *****
***** 鳥海山 七高山 2229mの山頂に到着、庄内平野の向こうには日本海 *****
****** 山頂に到着し滑降の準備をする真ちゃん、遠く雲の中に月山が見える *****
******* 山形、月山近くの宿泊先に新緑と残雪に交じって咲いていた桜 *******
** Video 山行記録・素晴らしい天気に東北の春を満喫!鳥海山バックカントリー・2011年5月9日 **
注意・動画の後半、画面が大きく揺れて気分が悪くなるかもしれませんからご注意ください
******* 宿泊先のポレポレファーム ******************
10年ほど前、初夏に月山を登った時に宿泊させていただきました。御主人の奥山さんも山岳ガイドです。12000坪の敷地の中も今は雪で覆われていますが初夏の緑は素晴らしい!!
**** 祓川登山口に着くと真っ白な鳥海山が出迎えた ****
山形県側は雲に覆われていた鳥海山でしたが秋田県側に回り込むと雲が無くなり青空に覆われた。
**** 長い雪の斜面を1時間ほど登ると日本海が見えた ****
登り始めて1時間、標高1700m付近になると右側には日本海が見えた。雪は締まっていて歩くには素晴らしい条件でした。
*** 登り始めて3時間、鳥海山外輪山の一角、七高山山頂に到着 ***
火山の鳥海山、今回登ったのは2229mの七高山、最高峰は新山で2236mです。冬の最高峰は七高山でいいそうですよ!!
**** 楽しく滑った帰路、綺麗な牧場で休憩 ****
晴れていたのは午前中、午後からはウス雲に覆われてきました。