★春も見逃せない花の籾糠山・・2012年6月13日
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秋は紅葉、春は花、四季を通して楽しめる、白川郷から籾糠山に登りました
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春の花も低山から高山へと進み夏の花が咲き始めました。梅雨に入り鈴鹿の山に登る機会もしばらくなさそうです。そんな折、春の花とも最後になりそうな岐阜県白川郷から登る籾糠山に登りました。朝6時に四日市出発、東海北陸道を経由し白川郷インター下車、白川郷荻町から国道360号を通り天生峠到着が9時15分、標高は1300mほどあります。峠に着くと登山道整備協力金として500円を支払い天生湿原まで20分ほど、時計回りで湿原を歩きます。湿原の水芭蕉はすでに見ごろを過ぎ大きな葉が茂っていました。湿原から桂の巨木地帯に入ると素晴らしいサンカヨウ、今が見ごろです。ブナの探勝道から水芭蕉群生地へ、ちょうど見ごろの水芭蕉が密集していました。その後も時々見え隠れする青空に照らし出された新緑と登山道に咲く多くの花を楽しみながら12時15分籾糠山の山頂に到着、大勢の登山者でごった返した山頂から早々に退散し一路木平湿原へ向かいました。途中の沢に咲くリュウキンカやキヌガサソウが目を楽しませてくれます。湿原からの下りも素晴らしいブナ林、秋の紅葉が素晴らしいところです。少しぬかるんだ斜面をくだると往路と合流し再び天生湿原を通り駐車地到着が15時30分、白川郷荻町で温泉に入り帰途につきました。水芭蕉、サンカヨウ、ツバメオモト、キヌガサソウ、ニリンソウ、キクザキイチゲ、リュウキンカなど多くの花を見ることができました。
【行程】東名阪道四日市インター6時15分⇒東海北陸道白川郷インター8時45分⇒国道360号経由天生峠駐車地9時15分⇒天生湿原10時⇒桂の森10時25分⇒水芭蕉群生地10時35分⇒籾糠山山頂12時⇒木平湿原13時50分⇒天生湿原14時55分⇒天生峠15時35分
******* 天生湿原を過ぎると小さな湿原が、新緑がとてもきれいでした *******
******* 標高1300mほどの天生峠駐車場は広くて整備されています *******
******** 登山道の入り口で500円の協力金をお支払いします *********
良く整備された登山道を歩いていると、平日でも登山道を整備している方に出会います。
ぬかるんだ登山道を歩けるのもこのような人がみえるおかげですね。
******* 天生湿原の水芭蕉は大きくなっていて見ごろを過ぎていた *******
水芭蕉、緑の部分はもちろん葉、白く花のように見えるのも葉の一部、棒状の部分が
花の集まったところです。大きな葉はつやつやです。
***** 天生湿原を過ぎると桂の巨木帯に入ります。秋の紅葉も素晴らしい ******
秋にここの林に入ると蜜のような甘い香りに気づくはず。桂の放つ香りです。
******** 雨にぬれると白い花びらが透明に透けるサンカヨウ *********
******* 途中からぶなの探勝道を歩きました。ここも秋は素晴らしい ********
***** 水芭蕉の群生地、見ごろの水芭蕉にリュウキンカも混じっている ******
******* 苔むしたブナの倒木に芽吹いたブナの新芽とブナの若木 *******
双葉の新芽がブナのもの、いっぱい落ちていても大きく成長できるのはほんの一本程度です。
つまんで食べてみたけど青臭い味でした。皆さんも食べていましたね。
******** 大きなダケカンバの合間にも青空が顔を見せてくれた *********
******** 山頂直下の急な登りの脇にもサンカヨウは咲いています ********
*********** 小さくてかわいかったイワナシ *************
******** 大勢の登山者でいっぱいだった籾糠山山頂です *********
******* 山頂から木平湿原に向かう途中に咲いていたリュウキンカ ********
******** 湿原への登り返しはダケカンバの林が素敵でした **********
****** 木平湿原の途中で咲いていたスミレ、カタバミ、キヌガサソウ ********
********* 木平湿原には花が少ないのですね。苔が一面でした ********
******** 下りきったことろのサンカヨウは素晴らしい群生でした *********
***** 帰路の登山道わきで咲いていたニリンソウ、キクザキイチゲ、ツバメオモト ****
*********** 帰路に立ち寄った白川郷合掌集落 *************
*** Video 山行記録・春の花を楽しんだ、白川から登る籾糠山・・2012年6月13日 ***